定年の実態とは?

一口にエンジニアといっても様々な種類があり、役割も異なりますが、定年や退職年齢に関しては共通した特徴もあります。

またエンジニアの種類は会社ごとに違っていることもあり、必ずしも型に嵌まったタイプが存在する訳ではありません。それでもある程度分類をすると、データベースやネットワーク、テスターなどがあります。

データベースは企業の持つ商品や顧客の各種データを扱うために、システムの設計や構築、管理などを行います。
ネットワークは、ネットワークシステムの設計や運用、保守管理などに携わります。
テスターはソフトウェアやシステムの安全性や信頼性、バグ出しなどを行います。
また顧客寄りの仕事として、セールスエンジニアというタイプもあります。このタイプは少し毛色が他のタイプと違っており、開発ではなく主に顧客と直接顔を合わせての販売や技術支援が主な仕事です。一方で開発側との折衝も行うため、顧客と開発の橋渡し役としての役割が強いのが特徴です。

これらのエンジニアは会社の規定では60歳あたりが定年となっていますが、近年は高年齢者雇用安定法が改正されたこともあり、65歳の定年を取り入れている企業も増えています。しかしこれはあくまで会社側の規定であり、実際の業界における退職年齢とはズレがあります。35歳定年説があるように、比較的若い年齢で仕事を辞めたり、転職する人が多く見られるように感じます。特にWeb系のように毎年多くの新しい知識の習得が要求される分野では、退職する年齢が若い傾向にあるのです。



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