営業方面で活躍できるエンジニア

エンジニアは必ずしも室内で仕事をするばかりが働き方ではなく、中には外回りで活躍しているエンジニアもいます。

セールスエンジニアは、技術開発に関する専門知識を持ちつつ、営業の分野で活躍する職業のことを言います。この仕事では一般的に、ソフトウェアやオフィス機器の販売のため営業マンと行動を共にすることが多いようです。クライアントに対し、専門技術者の立場から詳しい情報を提供したり、的確なアドバイスを行うことが求められます。

営業マンは技術面に関して詳しい知識を持たないケースが多く、これまではクライアントへの技術面での対応が不十分であることが多々ありました。しかし営業活動に技術者が参加してサポートするようになると、営業の分野でこの職業の種類に注目が集まるようになったのです。
顧客としても、商談の場で技術の専門家から詳しい技術的な説明を受けられた方が安心感が大きいでしょう。
また技術的なトラブルが発生した場合には、知識と経験を活かして即応できる点も大きいメリットです。

エンジニアの知識と技術を持ちつつ営業の仕事に興味を持つ人には、セールスエンジニアの適正が十分にあり、この職業への転職の道も十分に考えられます。その場合には、技術的な知識だけでなく営業スキルもある程度は身に付いていた方が良いでしょう。接客マナーやセールストークのテクニックなどのスキルが、営業の仕事を始めると必要になるからです。ビジネスマナーや営業のノウハウを学べる研修やセミナーを通して、転職に向けての準備ができます。